検査

主要実績

 新タワー「東京スカイツリー」は、東京都墨田区押上に2012年開業の地上デジタル放送用の新タワーです。建設工事は2008年夏着工、2011年完成しました。当社は、新タワー建設工事のうち低層棟(低層部)、中内塔(タワーコア部)及びゲイン塔のいずれも鉄骨現場溶接部の非破壊検査を担当しました。また、大林組 新タワー建設事務所に2名派遣し、施工者の立場で現場及び工場の施工・品質管理業務を行いました。そのほか、当工事溶接部ワーキングに所属し、相貫継手の溶接部の品質確認のための新しい検査要領作成などの協力を行いました。

 18万KLの地上PC外槽式LNGタンク(2基)の建設工事における各種非破壊検査を平成20年3月から施工しました。検査の種類は、外槽のVBTと、内槽のPT、RT、VBTです。適用規格は、電気事業法、民間製品認証の溶接事業者検査となります。検査は内槽の耐圧気密試験の終了後に、PT、VBTを実施しました。

新技術

 Profilerとは、被検査物の密度プロファイリングをする装置で、主にCUIで使用されます。テストピースを使用し校正した後、配管を走査することにより腐食、保温材の吸湿、堆積物に起因する密度変化を捉え、校正材質の板厚換算で画面にグラフ表示する装置です。

 マルチチャンネル超音波法によりタンク底板の裏面腐食の状況(板厚値)をカラー及び断面にて表示するシステム。超音波探触子、エンコーダー、パルサーレシーバーからなるセンサーユニットと、そのデータを解析、表示する解析ユニットから構成されます。センサー部は垂直探触子を20mmピッチ、5mmのラップにて16個並列配置してあるため。一度の操作で幅320mmの広範囲を検査可能です。

 各種センサーを搭載し、遠隔操作で検査することができる走行システム。4個の強力な独立懸架方式マグネットローラで鋼板に吸着し、独立した左右2台のモータの回転方向や回転速度をコントロールすることで前進、後退、旋回並びに、方向変化を行うことができます。検査目的や板厚、表面状況や操作姿勢などから最適なセンサを搭載し、検査を実施します。

 マグコントロール法(磁気飽和渦流探傷法の一種)を原理とする配管、タンク底板などの腐食検査システム。SLOFEC Pipescanのセンサ部分は4個(LS150:8個)の渦流センサで検査範囲をカバーしており、一度の操作で約100mmの幅を検査することができます。また、操作速度は、500mm/s程度と高速の検査が可能です。

 マルチチャンネル超音波による大口径配管の腐食状況をカラー及び断面に表示する検査システム。本装置は、超音波探触子、エンコーダーなどからなるスキャナーユニットと、そのデータを解析、表示するコンピューター及び探傷器TC-5700で構成されています。スキャナーは垂直探触子を20mmピッチ、5mmのラップにて16個並列させてあるため、一度の走査で幅約300mmの広範囲を検査可能です。スキャナーユニットは、マグネットローラーによって配管に吸着し、探触子はジンバル機構によって探傷面に追従します。検査は塗装の上からも行うことができ、接触媒質は水を使用するので後処理も不用です。

 プラントの各種配管は、地面の湿気による腐蝕を防ぐため、配管ラックに並べて配置されるのが一般的です。この配管ラック架台との接触部の腐蝕検査を可能にしたシステムです。防油堤などのコンクリート貫通部にも適用可能です。

 バッテリー駆動のポータブル型フェーズドアレイ装置。32個の振動子を並べたアレイ型のプローブを使用して電気的位相制御を行い、任意の深さと位置に焦点を結び、検査が行うことができます。

 容器、配管などにおいて裏面(内面)の腐食あるいは、鋼板内部の介在物、割れなどを超音波垂直探傷によりカラー画像にて表示させるシステムです。

 一般的にプラントの保守管理において、各種熱交換器のチューブを定期的に検査することが不可欠です。しかしながら、熱交換器にはその用途や運転条件により多種多様な材質のものが使用されていて、腐蝕状況もそれぞれにことなることから、その管理は難しいものとなっています。この熱交換器チューブ検査システム-TC5700は、その困難な管理の課題に答えるためのシステムです。

 TOFD(Time of Flight Diffraction)は、検出欠陥の深さ方向の寸法測定に最適の方法です。

 各種プラント、橋梁、ビル、航空機などの大型構造物の位置寸法を三次元として計測し、従来の巻き尺などの二次元的計測で計測できなかった位置関係までも精度良く計測する手法です。

 レーザートラッキングシステムにより各種プラント、橋梁、ビル、航空機などの大型構造物の位置寸法を三次元として計測し、従来の巻き尺、下げ振り、レベルなどの二次元的計測で計測できなかった位置関係までも精度良く計測する手法です。

 放射線量を蓄積できる鋭敏なイメージングプレート(IP)に放射線透過像を記憶させ、これを専用装置で読みとり、画像処理を行うことにより目視による判断を容易にすることができます。

 放射線透過フィルムをデジタイザーでデジタルデータとしてコンピューターに読み込み、高度の画像処理をすることにより目的にあった画像にすることができます。

 石油化学プラント、電力プラントなどの各種設備、構造物に使用される金属材料は、使用環境や運転の条件により種々の材料劣化を起こし、最終的に破壊に至る場合もあります。その金属材料を様々な手法で調査し、その状況を評価致します。